かくして、エイサー王国へと進路を進める一行。 そしてお約束の如く・・・
D:襲撃か! まぁ、読み通りだな。
GM:うい(笑) 最初は影だけが現れるんだけど、それが徐々に具現化してくる・・・冥魔だ。
ゼーベン:いきなりかい!?
シュウジ:数は?
GM:一体のみ。
D:げっ! まさか昨日の奴か!?
GM:そこは安心していい。 昨日のよりは明らかに弱そうだ。
そして王子達を指して、「その2人の命を頂こうか・・・」と言って来ます。
D:よっしゃ! 知らない奴だ。
シュウジ:はい、そうですか・・・ と言って渡せると思うか?
サリーナ:・・・そう簡単に思うようには・・・させない!
GM:ふむ・・・見たところ問題なのは、貴様ら4人と天使の女2人・・・というところか・・・
うしろのガラクタ共は役に立つまいからな。
ゼーベン:その通り(笑)
D:まぁ、最後の一言は否定しない(爆笑)
GM:・・・お前ら・・・ひどくないか? それは・・・(苦笑)
サリーナ:・・・6対1・・・?
GM:すると、「誰がこちらが1人だと言ったかな?」と冥魔が言うと共に周りに気配が生まれる。
PC一同:何!?
GM:そして更にエイサー王国の方角から早馬がやってくる。
「た・・・大変です! 王城がクリーチャーの軍団に襲われています〜!!」
PC一同:ぴぃ〜んち!!
取りあえず、この場の敵を倒してから城へ向かうという事で意見は一致。
そして冥魔の中でも強力そうな中級冥魔2体をPC4人で攻撃。
残りの下級冥魔10体を2人の天使・・・メリースとセンカ及びA−Kの軍団で相手する事となった。
ここで意外な善戦を見せたのがA−K部隊。
先の戦いのままだと何の役にも立たないところだったが武装強化が功を奏し、今回はダメージを『それなりに』与える事が出来た。
結果、数の上では倍以上のA−Kによる集中攻撃によって、弱体化した下級冥魔は2人に天使に次々と倒されていった。
GM(冥魔):な・・・なにぃ!? これ程の攻撃力があるとは聞いていないぞ!
D:ふっ・・・甘く見過ぎたようだな?
サリーナ:・・・後は、あなた達を倒すだけ・・・
GM(冥魔):くっ! 人間風情がいい気になるなよ!
シュウジ:ならば、何度か言ったセリフを敢えて言おう・・・ 「人間を舐めるなぁ〜!!」
この戦いは明らかにPC側が有利だった。
と言うのも、GMはシナリオ作成時にA−Kは『戦力外』と想定しており、PC3人と冥魔2人の戦いを予想していた。
当然ながらバランス調整も『3対2』で考えており、『4対2』では冥魔側に勝ち目は無かったのである。
ディートリヒくん、お手柄だね(^^)
冥魔の基本防御力の高さ故に、少しだけ苦労するものの・・・
サリーナ:『幻霧界(イルミナス)』 ・・・前衛の冥魔(接近戦タイプ)の格闘命中率を−32します。
GM:ぐはぁ!(泣)
D:なら俺は後衛の冥魔(魔法戦闘タイプ)に対して『闇魔消沈(ゲトルト)!』 魔導力を−24だ!
GM:うおっ!? これは・・・一番強力な魔法が使えなくなった!?(死)
冥魔達は攻撃能力を低下させられたところへシュウジとゼーベンの攻撃を受ける。
しかも、シュウジの攻撃は防御力無効の『浸撃』。
追い詰められた前衛の冥魔は、後衛の冥魔を残して逃走する・・・ 取り残されて呆然とする後衛の冥魔(笑)
PC達の目が光った。
PC一同:チャ〜ンス(笑)
取り残された冥魔は瞬殺された・・・
* * *