哀れな捕虜の案内の元、黒幕の屋敷へたどり着いたPC一行。 そこはやたら大きな屋敷で、警戒も厳重にされていた。
D:さてと・・・どうするか。 一気に飛行呪文で飛び越えるか?
ゼーベン:警備兵に囲まれたら、何かと面倒ではないか?
D:この世界の一般兵なら問題ないだろうが・・・逃走する際に壁として使われたら邪魔か・・・
なら、先に片付けておいた方がいいな。
サリーナ:今、夜ですか?
GM:夜です。
サリーナ:月は出ていますか?
GM:出ています。なので強襲した場合は、見張りに見つかる可能性大です。
シュウジ&D:あっ!・・・(笑) 「月は出ているのか!?」(←ジャミル風・・・笑)
サリーナ:呪文詠唱・・・『聖月烈光砲(サテライト・フレア)』(笑) 目標・・・屋敷正面入り口までの一帯・・・
月から一条の光(マイクロウェーブ?)がサリーナに降り注ぐ! その光は彼女の銀色の髪を金色に染める・・・
次の瞬間・・・彼女から解き放たれた光は、哀れな警護兵もろとも頑丈そうな扉をなぎ払っていた。
シュウジ:よっしゃあ! 突撃!! 一気に屋敷の中へ入る!
GM:すると、「な・・・何事だぁ!」と言いながら少し着飾った男と、双子と思われる2人の護衛の男が現れる!
D:双子の護衛かぁ・・・アントンとヘッケラーみたいなものかな?(重戦機エルガイム参照)
GM:ああ、そんな感じ・・・いや、この際だから2人の名前はアンドンとベッケラーに決定!(爆笑)
シュウジ:(笑)てっ・・・てぇ事は、ボスはネイ・モーハンなのか?
GM:チッチッチ・・・こいつは男なんでな。 つまり・・・
PC一同:つまり?
GM:こいつの名前はギュワザに決定(笑)
D&シュウジ:ギワザかい!!(爆笑)
ゼーベン:なんか弱そうだ。
サリーナ:ついでに根性悪そう・・・
GM:うむ・・・ギュワザは侵入してきたシュウジを見ると、「行け! アンドン、ベッケラー!!」と命令して・・・奥へ逃げる!(笑)
PC一同:いきなりかい!!(爆笑)
いきなり逃走を始めたマフィアボス・ギュワザ(笑)
追いかけようとするPC達の前にアンドン、ベッケラーが立ち塞がるものの・・・
シュウジ:肘撃ち! 裏拳! 正拳! とりゃあぁぁぁぁ!!
シュウジの5回連続攻撃の前に、あえなく撃破される2人・・・
逃走したギュワザを追ってPC達は裏庭へ飛び出した。
シュウジ:貴様の悪事もここまでだ! 観念するんだな。
GM(ギュワザ):ふっ・・・あの双子を倒すとは中々やるな。 しか〜し! 所詮は生身の人間!!
ゼーベン:んっ! 何かあるんか?
GM:うん。ギュワザが手にしていた何かのスイッチを押すと、突然辺りが揺れ始める!
PC一同:何!?
GM:そしてギュワザの足元から何かが出てきて、ギュワザを持ち上げていく!
PC一同:おお〜!? 何が出てきたんや!!
GM:それは戦闘用の大型ロボット! ギュワザはハッチから中に乗り込むぞ。
D:なにぃぃぃ! ギワザのくせに生意気な!!(笑)
シュウジ:キャラクター名からすると、ヘビーメタルみたいなメカなのか?
GM:いや・・・そんなのでは無い。
サリーナ:どんなロボットなの?
GM:うん、リブキゴだ(笑)
PC一同:・・・はい?
GM:リブキゴ。 昔、Drスランプ・アラレちゃんに登場したヤツだ。
PC一同:ああ! アレかぁぁぁぁぁ!!(爆笑)
D:なんや・・・滅茶苦茶ダサイやん(笑)
ゼーベン:ついでに弱そうやな(笑)
サリーナ:悪趣味・・・
シュウジ:まぁ、お似合いってトコか?(笑)
GM(ギュワザ):ふはははは・・・コレに乗った私は正に無敵! 貴様らに勝ち目はなあぁぁぁい!!(大爆笑)
PC一同:(気をとり直して冷めた口調で)・・・ホウ・・・
PC(ギュワザ):さあ・・・泣け! 叫べ! 逃げ惑え! そしてこの私に『ゴメンナサイ』と言うのだぁぁぁぁぁ!!(大爆笑)
シュウジ:ならば、「そんなモノに頼ろうとも、この俺の拳で打ち砕くのみ!」と言って前に出て・・・
GM(ギュワザ):はっ! ゴミが!! 何が出来ると言うか!(笑)
シュウジ:・・・・・・炸裂! ドラゴニックフィンガー!!(大爆笑・・・ちなみに超大技である)
PC一同:ちょっと待てぇ〜! 捕まえるんと違うのかぁぁぁ!? 殺す気かぁぁぁ!!(爆笑)
シュウジ:・・・まぁ、こういう性格の奴だから、脱出装置くらいは備えてるやろ。 ・・・という訳で行っちゃいます!(笑)
GM:どぞ(苦笑)
シュウジ:ダメージは326点!(ちなみにリブキゴのHPは50である)
PC一同:うわぁい(爆笑)
夜の静寂の中・・・大轟音が轟いた・・・