床に描かれた魔法陣・・・その前で1人の男が呪を唱える・・・
やがて光を発した魔法陣から姿を現す1人の男・・・
2人は言葉を交わし続け最後に魔法陣から現れた男が言う。
「よかろう。その契約・・・受け入れようぞ」
かってエイサー王と呼ばれ、今や『最終天使』と呼ばれる男は満足そうに頷いた・・・
GM:と、まあ・・・こんなトコから始まります。
ゼーベン:なんかまた変なのが出てきそうやなぁ・・・
GM:まあね。それはいずれ解る時が来るでしょう(笑)
それは置いといて、どんな武器を作るか決めた?
PC一同:はいは〜い。
先のセッションの最後に手に入れたゴッドメタル。
これを持ち帰ったところ、エイサー王国の技術を使って武器に精製してくれる話となった。
各PCそれぞれに合った装備を考案してくるようにとの宿題が出されていたのである。
結果ゼーベンとシュウジはプラーナの消耗を抑えるアイテムを・・・サリーナとディートリヒは魔法の強化アイテムを選択。
早速製作してもらう事になった・・・
GM:ふむ・・・なら完成したよ。
PC一同:早!!
GM:まあ前回から既に一週間が経過しているからね。
その間ずっと頑張ってくれてたんだよ。
シュウジ:あら!? そんなに経っとんかい!
GM:まあね。 で、いよいよ今日は精霊族の村へ向かう日です。今回は当然カノンが同行するよ。
彼女は「えへへ・・・よろしくね。」なんて言ってたりする。
D:いやいや、こちらこそ・・・案内の方をお願いします。
GM(カノン):うん。任せてよ!
シュウジ:そうか、GMの話し方や雰囲気から男かと思っていたが実は女だったんやな。
GM:うん。まぁ・・・性格の方は割と男っぽいけどね。いろいろと事情があるらしい。
サリーナ:『リボンの騎士』とか『ベルばら』みたいなもの?
D:うわ・・・古っう〜!!(いや・・・ホントにね・・・)
GM:で、旅立つ前に何かしておく事とかは無い?
PC一同:特に無いです。
GM:了解。なら馬で一日半の行程になるよ。途中で宿場町があるから初日はそこまでかな。
ゼーベン:まあ、妥当なところかな?
GM:なら問題なく到着します。でも町は夕方の割には人出も少なく活気に乏しいです。
シュウジ:ふむ・・・どことなく寂しい町だな・・・近くの人に聞いてみよう。
「夕方の割には寂しいが・・・何か問題でも起きているのか?」
GM(町の人):はい、実は最近疫病が流行っているのですが、王城からの配給が滞っていて薬が不足しているのです。
サリーナ:あんな混乱状態では当然の事態ね・・・
D:確かにな。「食料とかも不足しているのか?」
GM(町の人):いえ・・・食料の方は元々この辺りは食料の生産地帯でしたからそんなには・・・
ただ、他の地域では不足している所もあるみたいです。
D:なるほど・・・食料とかは何とか地方でも自給できるが薬となると城下町でないと人材がいない訳か・・・
GM:その上、この前の戦いで多くの怪我人が出ているからね。地方の医師も呼び出されているって事情もある。
D:納得。なんかアミバがいれば喜んでやって来そうな状態やな(笑)
シュウジ:そして医者のフリをしながら「ん〜? 間違えたかなぁ〜」とか言いながら人体実験を繰り返す(爆)
GM:うん・・・思いっきりあり得る状況だね(笑) で、そんなことを話してると街角から女性の悲鳴が上がります。
そして「助けてください!」と君達の方へ精霊族の女性が走ってこようとするけど、次の瞬間に数人の男に捕まえられてしまう。
シュウジ:うむ! いくぞ。
サリーナ:はい!
ゼーベン&D:しゃーないな・・・大事な使命がある時に・・・
シュウジ:きさまら・・・こういう状況下で何を言っとるか! 目の前で困っている人を助けるのは当然だろうが!
D:そうか? 俺は身近な人でなければ気にしないがな。 しかし精霊族か・・・美人よな?
GM:えっ!? うん。
D:助けよう(笑)
他のPC:お・・・お前は・・・(苦笑)
* * *