GM:それじゃあエイサー王は「なんだお前たちは? 人間ごときがノコノコと出てくる場ではないぞ」と言ってくるよ。

シュウジ:へん! 貴様こそ借り物の力が無ければ何にも出来ない弱虫だろうが!!

GM:違うな・・・我にはこの力を受け入れる資質があったのだ。我は選ばれた人間なのだ・・・
            私の為の力を使って何が悪いのかな?

シュウジ:力ってのはなぁ・・・己を鍛えて手に入れるモノなんだよ! 

他のPC:・・・いや、一概にそうとは言わんが・・・(苦笑)

シュウジ:・・・ともあれ! 自分で努力もせずに手に入れた力を偉そうに威張るなってんだ!

サリーナ:まぁ少なくとも、力をロクな事に使わないタイプの人間ほど楽に力を得ようとする・・・のは事実ね。

GM:んん〜? 神の支配から人間を解放するのは素晴らしい事ではないのかね?

D:それは確かに素晴らしい事だと思うし、合理的な手段を用いる事も否定する気はないな・・・

他のPC:同意するなぁ〜!(笑)

D:誰が同意している!? 最後まで聞け! ・・・しかし、お前のやり方は気に入らないって言うつもりだったんだ!!

ゼーベン:なんや、またてっきり・・・

シュウジ:同意するんかと思ったわ。君、邪悪やし(笑)

サリーナ:それは否定しない・・・

D:否定しろ〜!(泣) まったく・・・いい仲間を持ったよ。俺は!!(爆)

GM:ふん、気に入らなければどうするつもりなのかな? 

シュウジ:当然、ブッ倒す!

GM:ふははははは・・・愚かな! 人間如きに何が出来る? 身の程を知るが良いわぁ〜!

シュウジ:人間をなめるなぁ〜!!

かくして戦いの火蓋は切って落とされた。

GM:じゃあ先攻はこちらなんだけど・・・「ふははははは・・・笑止! 傷一つ付けられるものか!!」って馬鹿笑いしているよ。

シュウジ:今に見ていろ! 『超級覇王超演武』⇒〔効果:格闘命中+46、回避+50、攻撃力+30を2R継続〕
      そして『浸撃』⇒〔行動を消費して物理防御を半減・もしくは無効化するオリジナル技〕に入ります!

サリーナ:魔法を同時発動・・・『幻魔朧陣(イルーシア)』⇒〔発動時に3m内にいる者の回避力+12〕と『幻魔光揚(イルアーヴィー)』⇒〔魔導力+30〕

この後の行動でシュウジは『浸撃』の継続を、サリーナは回避を上昇させる闘気法を宣言・・・
攻撃力よりも回避に重点を置いた作戦行動を展開する。
そんな中、ディートリヒとゼーベンは未行動時にエイサー王は攻撃を開始。
その初撃は目論見通りに回避するPC達・・・しかし・・・

シュウジ:格闘攻撃に行きます。命中値は・・・109! 攻撃力は・・・111を物理防御点無効で!

GM:フ・・・今何かしたのかな?

シュウジ:何ぃ!? 回避されたんか?

GM:いいや、回避はしていないよ。ただ、体に当たる直前でフィールドみたいなのが発生して直撃するのを防いだみたいだね。

一同:ATフィールドかい!?(笑)

GM:まぁ・・・そんなものかな? 実のトコは結界なんだけどね。

D:となると、ある程度以上のダメージ値をぶつければ・・・

サリーナ:・・・打ち破る事も可能と見ていいわね。

D:ではリーダーの攻撃力を上昇させよう・・・『暗黒雷撃(ヴァルボルト)』⇒〔魔法攻撃力:132〕をルーン・ブレードに掛けます。

サリーナ:『幻魔召揚(ウィリアック)』・・・次の魔法の攻撃力を上昇させます。

GM:・・・えっと、ゼーベンの行動はまだなの?

ゼーベン:まだです。

GM:ならこちらだね。「どうした? 所詮は人間如きでは、それが限界よ・・・貴様らには死あるのみ! ハハハハハ!」・・・と言って待機状態。

シュウジ:ナメやがって・・・大技でいくぞ! 『究極!アトミックフィンガー!!』 攻撃力は・・・228!

GM:228!? それは結界を抜けて本体にダメージを与える。
    「ぐはぁ! 馬鹿な!? 人間如きがこの結界を破るだと? おのれぇ・・・許さんぞ!」

シュウジ:どうだ! 人間をナメるなよ!!・・・と言うけどHP半減なので少し痛い(笑)

D:『魔刃剣・弐式』⇒〔格闘命中+33、攻撃力+36,1R〕を発動して攻撃。命中値は・・・75!

GM:「当たらんよ!」と言って回避。

サリーナ:・・・一つ答えなさい。先程の話からすると、あなたとあなたが攻撃した天使とは恋仲ではなかったのですか?
      彼女は貴方の為に力を貸してきた筈・・・どうして・・・あのような事を・・・

GM:簡単な事だ・・・飽きたのだよ。

サリーナ:・・・えっ?

GM:いくら好きな女でも、五十年も同じ姿のままで一緒にいれば飽きもくる。
    まだ共に齢を重ねていれば、その姿も輝く想い出へと変化しようがな・・・

サリーナ:そんな勝手な・・・

GM:そういうものだよ。今までは利用価値があるからこそ昔と同様に振舞っていたがなぁ!

サリーナ:外道が!・・・『新星聖爆(コスモ・ノヴァ)』!! 命中値が109・・・攻撃力は・・・341!

GM:バ・・・バカな! 人間如きに・・・これ程の魔力があるハズが!?

ゼーベン:ああ〜、彼女を怒らせたら恐いよぉ〜。

D:並みの奴なら死んじゃう、死んじゃう(笑)

GM:確かにね。(・・・って、君らみんなだよ!) えっとゼーベンはまだ行動出来ないから、こっちの行動だね。

この後の攻撃は絶対命中魔法で、HPが半減していたシュウジが死にかけるが、サリーナが瞬間防御魔法で防いで何とか生存。
残っていた天使のうち、1人が回復魔法でシュウジを治癒。
もう1人はエイサー王を攻撃するも外れ。
ここでサリーナが再び『新星聖爆』を発動・・・続くゼーベンの攻撃もHITしてダメージを与えた。

GM:「ぐっ! やはり覚醒したばかりで力が完全では無いか!!
    この場は引くが貴様らの顔・・・忘れんぞ! 
    我に歯向かった事、必ず後悔させてくれようぞ・・・」と言って姿を消します。

D:ふぅ・・・どうにか撃退出来たか。

サリーナ:もうMPが尽きかけています・・・

ゼーベン:取り敢えず、あちらの方々に詳しい事情を聞こうか。

D:ああ・・・そうやな。

GM:すると、青年の方が進み出て「取り敢えず怪我人もいるので城まで戻ってから話をしたいのだか・・・」と言ってくるよ。

ゼーベン:・・・そんなん居たなぁ。そう言えば・・・

D:いいでしょう。詳しく聞かせてもらいましょう・・・イロイロな事をね。

* * *

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