イニシアチブの決定から始めるPC達・・・しかしなにやら異変が・・・

GM:あれ? ゼーベンの方がディートリヒより早いの?

ゼーベン:クリティカルしたからな。

D:ファンブルしたんだよ。それもファンプル値12でな(−−)

GM:あらら・・・せっかく燃える場面だったのにね(苦笑)

ゼーベン:気合が入り過ぎたんと違うか?

サリーナ:気合が入り過ぎて『すってんころりん』・・・格好悪い・・・

シュウジ:まだまだ未熟よな・・・こういう時こそ平常心よ! そんな事では一流の武闘家にはなれんぞ。

D:別に武闘家になるつもりは無いけどな・・・しかし「ふっ・・・俺とした事が・・・」と言って起き上がろう(笑)

GM:んじゃ、変な盛り上がり方をしたトコで、戦闘に入りますか。

お決まりのように振撃に入るシュウジ・・・サリーナも幻魔光揚で自身の魔導力を上昇させる。
続く行動でシュウジは振撃の2回目の待機・・・これで次の一撃は相手の防御力を完全に無効化となるハズである。
そしてサリーナの2回目の行動は・・・

サリーナ:『霧幻縛陣(イルディナール)』・・・相手の回避力を32低下させます。

GM:ういっす・・・なんか精霊獣の足の動きが殆ど停止したよ(弱)

D:おっ! なんか命中率の悪い技でも当たりそうな雰囲気やな。

GM:まぁ・・・そう感じるだろうね(基本回避力の残りが8ではねぇ・・・)

ゼーベン:次は私やな。『氷刃(ゼイラム)』⇒〔攻撃力:110〕をルーンブレードにかけます。

シュウジ:・・・このタイミングでゼーベンが行動するのって普通は無いよな(苦笑)

GM:うん、かなり珍しいと思う。

ゼーベン:確かにな・・・自分でもそう思う(笑)

GM:えっと、次がシュウジか・・・(マジで感覚が狂うなぁ・・・)

シュウジ:よっしゃ! 『超級覇王連撃拳!』 防御点無効の3連打をくらえ!!

GM:ふむ・・・攻撃力は105前後だね。なら全部精霊獣まで届かない。

シュウジ:ATフィールド装備型か!? そいつは厳しいなぁ・・・

サリーナ:んー・・・それならシュウジの手を取って・・・

ゼーベン:こらこら、そこ! 戦闘中にラブシーンをしない(笑)

サリーナ:違うって(笑) えっと・・・「あなたに・・・力を・・・(笑)」と言いながら特殊能力の『魔力付与』(格闘型魔法を他人に付与する)を使って
      シュウジに『崩魔聖光弾(ティルファランク)』⇒〔格闘攻撃用魔法,攻撃力:160(対邪は240),3R持続〕をかけます。

シュウジ:おお! ありがたい!!

D:・・・これってラブシーンよなぁ?(苦笑)

ゼーベン:あー・・・まぁ・・・違う事にしとこうか・・・

GM:次は精霊獣の攻撃だね。えっと・・・(ダイスを振って行動選択)魔力弾か。これは絶対命中だし痛いぞ〜(ニヤリ・・・)
   対象は・・・(再びダイスを振って決定)げっ! サリーナかい!?

サリーナ:どうぞ。

GM:えっと、攻撃力は・・・206!

サリーナ:『堰き止める左手(プロウ・シェイ)』⇒〔瞬間防御魔法,相手の攻撃力−(抗魔力−10)〕発動・・・抗魔力は・・・110。

GM:・・・って事は、こちらの攻撃力は−95だから111になって・・・1ダメージか?(滝汗)

D:あれで1ダメージかい・・・人間じゃないな・・・

GM:むう・・・他へ飛んでいたらかなり入ったのになぁ・・・シュウジとかシュウジとかシュウジとか(笑)

シュウジ:勘弁して(−−)

ゼーベン:回避がかなり落ちているみたいだから・・・よし!『穿破剣(参型)』と『渾身の一撃』を併用。 攻撃力は・・・260!
      ・・・フィールドは抜けた?

GM:抜けた・・・しかもかなり痛い。(いかん! 日頃使わない技だから存在を忘れてた)

シュウジ:再び『超級覇王連撃拳!』 今度は魔法ダメージで・・・対邪効果有りよな?

GM:・・・うん・・・

シュウジ:ならダメージは・・・275,282,278の3発!

GM:あう・・・滅茶苦茶に痛いぞ・・・

サリーナ:『光聖帝王裂(マーベルメア)』・・・命中率は43,45,44,46,42だけど・・・当たりますよね?

GM:うん。(初めての魔法だな・・・サリーナにしては妙に命中率が低いが・・・)

サリーナ:威力が334,339,335,332,341です。

GM:ぐは!?(死) 威力重視の分裂魔法かい!・・・もうボロボロです(弱)

D:ふっふっふ・・・いい所で回って来たみたいだな。 チャ〜ンス♪ 『聖鍵守護神(ハーロ・イーン)』発動!・・・威力は・・・

GM:もういいです(弱) 絶対に落ちるから・・・(HPの残り40前後・・・死)
   ディートリヒの呪文を受けると精霊獣は塵となって消え去ります。そしてその周りには見たことのない鉱石がかなりあります。

D:見たことのない鉱石!? 賢者の石とは違うんか?

GM:うん。そもそも賢者の石は掘り出さないとね。

D:学者としては解らんの?

GM:なら『学者レベル÷2+知力』を基本として知識の判定チェックをしてください。

D:成功♪

GM:ならこれは伝説のゴッドメタルだという事が解ります。

D:おお! これは研究の為にも是非とも持ち返らねば!!

GM:まあ・・・賢者の石と一緒に運んでもらったら?
   数日すれば回収にやってくるだろうしね。

D:よっしゃあ〜!(^^)

後日・・・賢者の石を回収に来たエイサー王国の作業班によって賢者の石は無事に大量確保されます。
PC一行も同乗して帰路に・・・そして確保された賢者の石によってメリース、セリアの2天使も無事に活動状態になります。
次の目的地はカノンの生まれ故郷である精霊族の村・・・果たして何が起こるのやら・・・

* * *

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